アリクイと私の共通点・・それはアリ好き (現在、メキシコ・クリアカン市在住)


by mangorico
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すさみとメキシコと私

今日は、すさみ町にある歴史民俗資料館に行ってきました。
田辺から車で40分ほど南にあります。
ここの館長をされている仲さんには、一年前からお世話になっています。
ちょうど一年前、私は和歌山とメキシコの関係を調べていました。
大学時代の恩師が、「そういえば、和歌山の船乗りが江戸時代にメキシコに漂着した話があったぞ」と教えて下さって、そこから調べ始めたのです。
当時メキシコに漂着した船乗りは13人で、その内船長の井上善助と、乗組員の堀弥市が、和歌山県のすさみ町出身でした。
しかも彼らは、これから私が行くシナロア州のマサトランという町にも滞在しているのです。(私が住むのはシナロア州の州都クリアカンという町です)
無事日本に帰国した二人の漂流話やメキシコでの生活、メキシコの言葉が細かくつづられた物語が、資料館に保存されています。
この一年足を運び、原文を読ませて頂きました。
江戸時代の手書きの文字はくずしてあって読みづらく、また現代では使われない文字が多く苦労しました。
仲さんは根気強く本読みに付き合って下さり、本当に感謝しています。
今日で、資料館に行くのも一区切りです。
仲さんにお礼を言ってから、善助さんのお墓に参ってきました。
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↑お寺の入口
すさみ駅の裏手にある萬福寺に、善助さんのお墓はありました。
時代を経て黒ずんで、所々にカビの生えている碑を見上げると、カビの模様がきれいな水玉になっていて、不思議ときれいだなあと思いました。
ここに、お骨が納められているんだろうか。
手を合わせて、「これから善助さんの足跡をたどってみますよ」と思っていると、今まで書物の中の人だったのが、ちゃんと生きていた人なんだという実感に変わってきました。
もうここにはいない人だけど、こうして私と向かい合っている。
なんだか嬉しくなって、すさみを後にしました。

帰りに見つけた看板↓
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ねじり鉢巻のひとは漁師さん?
すさみの漁師の友達を思い出しました。
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by mangorico | 2005-08-02 23:49 | メキシコ出発まで