今日も太郎
2005年 07月 27日
岡本太郎美術館で出会った太郎の言葉
(メキシコを訪れた感想について)
ここに来て私はうれしくなってしまった。
何と人間的なにおいにあふれているのだろう。
音、色どり、すべてがひらいている。たしかに民衆は貧しい。
町をちょっと出れば、裸足で歩いているのが多い。手放しで貧乏。
だが、その顔は無邪気に、太陽のように輝いている。
この生活はひどく感動的だ。
>そう!メキシコに惹きつけられる理由はまさにそれ!
読んだ瞬間、メキシコの風景がブワーッと浮かんできて懐かしい気持ちになった。
ああ、私、岡本太郎と同じ気持ちを共有している。
もうひとつ、感銘をうけた言葉を。
つねに死の予感に戦慄する。
だが、死に対面した時にこそ、生の歓喜がぞくぞくっとわきあがるのだ。
血を流しながら、にっこり笑おう。
ふと、メキシコの女流画家フリーダカーロの遺作に描かれていた”viva la vida(生命万歳)”のメッセージと重なりました。
苦難に次ぐ苦難の人生だったフリーダ。
彼女が最後に思ったのは、「人生は苦しい」ではなく「生きることは素晴しい」だったのか。それともそう思いたかったのか。
生きることの苦しみと喜びは、実は一体のものなのかなあ・・と思ったのでした。
そういえば、メキシコの死生観によると、
「生と死は対極にあるものではなく、コインの表裏のように一体なのである」そうです。
(メキシコを訪れた感想について)
ここに来て私はうれしくなってしまった。
何と人間的なにおいにあふれているのだろう。
音、色どり、すべてがひらいている。たしかに民衆は貧しい。
町をちょっと出れば、裸足で歩いているのが多い。手放しで貧乏。
だが、その顔は無邪気に、太陽のように輝いている。
この生活はひどく感動的だ。
>そう!メキシコに惹きつけられる理由はまさにそれ!
読んだ瞬間、メキシコの風景がブワーッと浮かんできて懐かしい気持ちになった。
ああ、私、岡本太郎と同じ気持ちを共有している。
もうひとつ、感銘をうけた言葉を。
つねに死の予感に戦慄する。
だが、死に対面した時にこそ、生の歓喜がぞくぞくっとわきあがるのだ。
血を流しながら、にっこり笑おう。
ふと、メキシコの女流画家フリーダカーロの遺作に描かれていた”viva la vida(生命万歳)”のメッセージと重なりました。
苦難に次ぐ苦難の人生だったフリーダ。
彼女が最後に思ったのは、「人生は苦しい」ではなく「生きることは素晴しい」だったのか。それともそう思いたかったのか。
生きることの苦しみと喜びは、実は一体のものなのかなあ・・と思ったのでした。
そういえば、メキシコの死生観によると、
「生と死は対極にあるものではなく、コインの表裏のように一体なのである」そうです。
by mangorico
| 2005-07-27 23:20
| メキシコ出発まで